アウェアネスIns.Youtubeチャンネルで、一部のみ朗読シェアしております「魂の法則」(ヴィンセント・ギリェム著)を公開しています。

以下は書籍の一部ですが、ギリェム氏は無償での公開に限り、それを許可しています。


*過去生を証明するどんな根拠があるのでしょうか? 


過去生の記憶を持った人たちの証言があるよ。

これらは自発的(特に子どもの場合)なものか、退行催眠によって誘発されたものだ。

この件に関してはかなりの文献が揃っている。 

子どもたちの記憶に関しては「前世」を「覚えている」小さな子どもたちを対象に輪廻転生と思われる事例を研究しているカナダの精神医スティーヴンソンの研究論文を読んでみるといい。

現に輪廻と思われる2,500以上のケースを世界中で調査してきた彼は本も20冊以上著しているし、心理学精神学の専門雑誌にも色々な論文を発表している。

『Twenty Cases Suggestive of Reincarnation』はお勧めだ。 


*想像が生み出したものではないのですか?


想像精神的な混乱その他の要素が原因となるケースがあることは認めるが、過去の人生の詳細を具体的に覚えていて、しかも歴史的裏づけが取られた事例はもっと沢山存在している。

彼らは地名事件名前などを詳細に覚えているが、その多くが今生では一度も行ったことのない国々でのものだ。 

特筆すべきは、幼い子どもにみられるのだが、今生では聞いたこともない前世で話していた言語を急にしゃべり出すことさえあることだ。

彼らは大抵の場合、2歳から4歳までの子どもたちで、別の場所や別の時代に生きた過去生のことを両親や兄弟に話し出す。

こういう子ども前の人生で経験した事柄に強く興味を惹かれ、しばしば前に暮らしていたという家族の元に返して欲しいと頼むのだ。 


*証言に確証を与えるのは難しいでしょう。 


だが「想像」した事が現実だと証明できたとしたら、それは天才的な想像力ということだね。一方で退行催眠によって、前世の記憶を取り戻す大人のケースも沢山ある。 


*退行催眠で想像力が膨らんで、前世だと錯覚したのでは?


もう一度同じことを言おう。

想像力他の要因の産物であるケースが存在するのは認めるが、歴史的に裏づけされた過去生詳細具体的に覚えている人たちの事例は、もっと沢山存在しているのだ。

また多くの人が、輪廻を認めない宗教的信仰を持っているにも関わらず、退行催眠にかかると前世に起こった事柄を思い出すことも注目に値する。

しかし暗示かもしれないものと、前世の記憶かもしれないものとを区別するために、これらは全て真剣かつ入念に調査されなければならない。 

心理医学者で『Life Before Life』の著者であるヘレン・ウォンバックや『未来世療法/ Same soul many bodies』を著した精神病医ブライアン・ワイス、または前述のレイモンド・ムーディの『Coming back』にみられるように、退行催眠にかかった人から得られた返答から、前世の存在の可能性を真剣に探求した研究者は沢山いる。

彼らは何千もの人びとに催眠をかけ、生まれる前に実在したかもしれない過去生に関して質問し、その回答を調査したところ、これらの経験には一連の共通項があることが分かり、似通った結論に達したのだ。 …



璃子クレア Riko Claire

アウェアネス・インスティテュート

Awareness Institute


ヒプノサイキック

レッスン / セッション


米国催眠士協会・米国催眠療法士協会

認定トレーナー