催眠トランス状態を 何度も体験し、理論知識も備わることで 拓かれる能力の中には、カリスマ性もありますね。

カリスマ性とは、他者に与える影響力の度合いを指します。

影響力のしくみ

米国/シリコンバレーで開催された【Trans Tech 会議】で発表された内容から、カリスマ性(影響力)の科学を考察しましょう。

アウェアネスIns.ルームにくると「眠くなる」や、(←真のETコンタクト体験中には、周波数の変異が起こり、人は よく眠くなります)「体が熱くなる」「元気をもらう」という声が 聞かれます。

こうした影響力も、もちろんカリスマが持つエネルギー

カリスマって、単に、周囲に放つエネルギー量多いことを指します。

強い思いがパッと放たれる時、あるいは声が大きいだけ、動きが大袈裟な場合も、その空間の波動揺らすので、その場にいる人に影響を与えることができます。

このタイプ、物理的に周波数を操作するタイプのカリスマ影響力は、物質の法則を利用しただけのハッタリ

声の大きさ、動きの激しさでもない静的な精神の周波数で十分に影響を与える人がいたら、その人こそ、真のカリスマ性!の持ち主です。

さて、カリスマー周囲への影響メカニズム科学的に解明している研究者 デボラ・ロズマン博士(Dr.Debora Rozman/ハートマス研究所)の論文「The Energetic Heart」です。

「心臓♡の知性」について語る 博士)

結論から言うと…

多くの人はコミュニケーション言語や表情、声のトーンなどの わかりやすい信号を通じて行われると思いがちだが、実際には潜在意識下で、しっかりと電磁波エネルギー・コミュニケーションが作動している。

The Energetic Heart

周囲への影響力とは、”ハート♡” つまり心臓から出ている電磁波のことで、それにより 周りの人に良い影響を与えることは 事実、可能です。

論文によると、心臓は体で最も大きな電磁場を形成しており、心電図で測れる範囲は、脳波計で計る脳波の範囲の60倍となっています。

さらに 心臓の発する磁場の強さ脳の磁場の5000倍で、1~2m離れた場所でも計測が可能だといいます

以上のことから 科学的に、心臓の電磁波のリズムが周辺の人の体にも影響を与えると結論づけているのです。

脳が 感情を司っているNO!

またこの論文が述べているのは、脳が (必ずしも) 感情を支配しているわけではないということ。

1990年代までは、脳だけ感情を生成していると考えられていました。

しかし最近は、脳と身体の共同作業、認識や思考、感情を生成しているという考え方が主流派に変わっているそう。

特に心臓♡が、感情の生成において重要な役割を果たしていることを示す 実験結果が幾つか登場していて神経心臓学では「心臓感覚器官であって、大脳が関わらない学習や記憶、決定を可能にする 高度な情報のエンコーダーとプロセッサーの中心役割を担っている」と結論しています。

大脳知覚、随意運動、思考、推理、記憶などの高次機能を司っています。

ですが、大脳が関与しない活動分野では、心臓大きな役割を果たしているということです。

心臓♡が出す 電磁波、音圧、血圧のリズムは、身体中の全ての細胞によって感知されます。

心臓♡が細胞、臓器への信号を発信、オーケストラの指揮者のように、同調を作り出している様子をイメージしてみてください。

さらに最近の研究では、その心臓♡が発信するリズムの中には 特に、感情に関する情報が込められている可能性も指摘されています。

このように人の感情の生成には、心臓♡や電磁波も大きく関わっており、脳のしくみ(回路)だけを真似した AI (Artificial Intelligence=人工知能)には、人の感情を再現できないことが 分かりますね。

いい感情で 心と脳は同調する

心拍リズムと 脳のα波(催眠トランス状態) 自然とシンクロすることが分かっていますが、特にポジティブな感情のときは、そのリズムが規則正しくなり、その結果、脳のα波リズムも心臓♡にシンクロし、規則正しくなります。

心臓♡と脳波がシンクロし始めると、呼吸リズム、血圧、皮膚の電気信号のリズムなどもシンクロし始めます。

こうした状態を「身体的一貫性」といい、体が最も効率よく働き始め、様々な恩恵があります。

例えば…

  1. 毛細血管や細胞の液体交換、通過、吸収の効率が向上
  2. 心臓血管系の循環ニーズに対する適応能力が向上
  3. その結果、免疫力が向
  4. 認識力が向上し、思考がクリアで感情が安定
  5. その結果、幸福度が向上

この 身体的一貫性は、深いリラクゼーションのとき(=催眠トランス) 、睡眠中に達成されることが多く、通常、目が覚めた状態身体的一貫性に達することは

下のグラフは、フラストレーションを感じている人が、感謝の気持ちに転じたときに見られた心拍の波の変化です。

フラストレーションを感じているとき(グラフの左側)は心臓♡のリズム乱れていますが、感謝の気持ち(グラフの右側)に転じた途端に、規則正しく動き出しているのが分かりますね。

ポジティブ感情は 他人の体に影響を与えるのです。

さて、下のグラフは、心臓から放射される電磁波フィールドの記録です。

(左:感謝の感情 右:怒りの感情)

下のグラフは、被験者番号1番の人の心電図です。

心臓の動きが安定している被験者1の心電図(上のピンクで囲んだ波形)と、その近くにいる被験者2の脳波(下)をみると、同調した動きになっていますよね。

安定した人の心臓♡の電磁波が、近くにいる人の脳波とシンクロしているんです。

心が安定している人の電磁波は、周りの人の脳波を安定させる可能性があることを示しています。

また 下のグラフは、別の被験者3の心電図。

グラフ(上)は 被験者3心拍が不安定であることを示していますが、その場合には近くにいる被験者4の脳波(下)と シンクロしていないのです。

不安定な人の影響は、他方にあまり影響を与えないことがわかります。

元気をもらう」「エネルギーをもらう」という表現は 感覚的で曖昧な印象がありますが、確かに セラピストや ヒーラーなど の安定した電磁波の影響を受け、クライアントの脳波が安定した波形になることを「元気をもらった」と表現している…と考えて良さそうです。

上で見てきたように、人間は電磁波によるエネルギー交換を通じ、コミュニケーションしていることだけは事実で、例えば カウンセリング・ヒーリングも 「スピリチュアルな何か」「資格 」云々…ではないんです。

それは、エソテリックな神秘学では、そもそも 科学として知られていたことなんですね。

こうした 超科学は、今でこそ 様々な機器により計測、証明されつつありますが、ある程度の段位まで 進んだイニシエーツ (ソウルの達人)なら、経験的にも知っているでしょう。

もちろん、情報をやり取りしていますから、画像やイメージを送るテレパシーも可能ですよ。

一般に、アカシックは サイキックで読まれています。

誰に繋がったのか怪しい霊媒でも、宇宙人メッセージでもありません。笑

それこそが…

アウェアネスIns.が、進化したヒューマン時代の到来、マインド・サイエンスに進化するよとお伝えしている理由です。

さらに…

上述の論文は、さらに 興味深い実験についても触れています。

カップルやペットとの同調など、神秘学=科学の統合が始まっているんでしょうね。

このスピードで行けば、未来のセラピーや医療人間関係論 etc

次元の違う手法・理論を伝えるセラピスト・コーチが出てくるのに、そう月日はかからないでしょう。

璃子クレア Riko Claire

アウェアネス・インスティテュート

Awareness Institute


ヒプノサイキック

レッスン / セッション


米国催眠士協会・米国催眠療法士協会

認定トレーナー