スピリチュアリティ上昇には、何層もの段階があるようです。

体験について、人ぞれぞれ視点から見れば、異なる視界が拡がっているもの。

ものごとを、よく理解するには段階(レベル)があるのは どの道でも同じで、【下位から上位のこと(考え)はわからない】のです。

それはサイキックのリーディングであっても同じです。

リーダー(読み手)自身が理解できていない上位の概念は 、解釈できないもの。

アウェアネスIns.には、色々なレッスンがありますが、それぞれ少しずつ重複しながらも、一気には進めないのが、エソテリックな教えの特徴!

それは実地に体験していく中で、毎回の振り返りを重ねた人だけがたどり着く、真の理解です。

たとえば. “人を否定するな“という教え。

これをソウルが深く理解しようとするとき、その人には、わざわざ否定したくなるような対象者事象を現出させます。

そんな時、次の拡張された上位の学びを血肉にする、いいチャンス

なのに、機能不全な人生を歩んでいる場合、直観的反応はこんな感じ。

  • 自分は被害者である→相手だけが悪の原因
  • 相手を否定する強さを学ぶのだ→私は弱いから
  • 自分は正しい→自分道徳が世界の憲法
  • これは最悪だ→偶然、災難に遭っただけ
  • 相手は何も分かっていない→自分は理解に優れている

どんな学びがあるのか、ソウルはそれだけをあなたに尋ねています。

なのに、右側の反応しか出てこない!

エソテリックでは、右の思考はすべて”単なる思いあがり”であると言います。

もちろんエソテリックなガイド・教師であれば、未熟なそれとて、裁くことはしませんので、自分で気づくまで、卒業試験のように、現象化が続くんですよね。

これは、本当に不思議というしかなくて。

厳然と、スピリチュアリティ・レベル(段階)は 存在していて、学力差、体力差があるのと同じ。

精神性にも、”学年”があって当たり前ですよね。

段階は 人ぞれぞれで、年齢学歴では測れません。

そして、まさに ”下位からは予想もしない、理解できない” 気づきの鍛錬をしているのがマスター級の先輩たち。

今、スピリチュアルを語る人びとの中には、他者を裁いてしまう人もいるでしょう。

けれど、それさえも自分へのレッスンなんだなと思えるといいですね。

では、上述した他者を否定する傾向のある機能不全な心が成長すると、どのような思考に変わるのか、例を挙げてみましょう。

拡張された気づきがあるはずです。

  • 遭遇することの原因には、自分が関わっている
  • 感情が教えているのは、自分が何が好きで何が嫌いかだけ。世界の法則ではない
  • 人を裁くことで、自分はいったい何を得たいのか
  • 今まで何度も体験したことなら、原因は自分にある
  • 自分の方がより知っている、出来るという優越思想の罠である

たった一回の人生においては、洗練すべき課題は多くありません。

三つ子の魂、百まで」という諺があるように、生涯をかけて一つか二つの大きな課題(ソウルの宿題)に向かいあっていくのです。

どこか歪んでいて、うまく機能していない性質や思考があるからこそ、ソウルは成長したくて現象を創り出します。

ただし、公文式の問題集のように、何歳になっても同じ問題集に向き合うのも自由

その自由が許されているので、あなたの教師は口を出さないことでしょう!

アウェアネスIns.の受講生の中にも、ちょうど、ヒプノセラピストプロレッスンを終える最終回あたりになると「ほとんどのネガティブ性は無くなった」かの錯覚を持つことがよくあります。

短い期間で、10回ちょっとのワーク実習。

確かに、毎回の気づき大きいかもしれません。

けれど、それでセラピストになれるほどイージーな仕事でもないんですが。

そんな時、外部から”テスト”がやってきます。

その傲慢さに。

過度な自信に。

それはあなたは変わったのか? が問われる小さなテスト。

  • できない、だめだという劣等感が、ぶり返す人は、自己信頼へ。
  • 人よりも自分は出来るという優越感を持つ人は、謙虚さへ。

トレーナーエソテリックな学びの教師として、私もこうしたさまをみて、洞察が深まる経験は時々あります。

教師にも「生徒レベル批判しない」という視点のテスト、つまり忍耐受容の度合いが拡張されるテストを受けていますね。

期待も外します。

何もできないし、望まれないアドバイスはしないこと。

誰もが、人の裁判官にもならないし、それが生徒にとって望ましい体験ではなくとも、プロセスを尊重し、自由を認めていくのです。

セラピストのコースでは、このような手放しについても当然、テーマになっていますが、これがなかなか…!

卒業してから、きっと多くのクライアントと接していく中で、いつか思い出すでしょう。

また関連する教えは、こんな金言となって伝えられています。

耳の痛い人は、身に覚えがあるのかもしれませんのでご参考に。

(私は、あなたの耳が痛くならいないことを願っています!)

  • 「自分を高くするものは低くされ、自分を低くするものは高くされる」
  • 「あなたがたの中で、嘘をついたことがない者だけが人を裁きなさい」

これも、スピリチュアリティのをいく者、どんな技術を学ぶ者にも適用されるエソテリックな教えです。

璃子クレア Riko Claire

アウェアネス・インスティテュート

Awareness Institute


ヒプノサイキック

レッスン / セッション


米国催眠士協会・米国催眠療法士協会

認定トレーナー