チャンスの中には、たった1度しかないものもあります。
先送りにはせず、今を大切に生きることを、どれだけの人が実行しているでしょう。
大抵の人は、このことを知らないか、知っていても活かせていないよう。
メンタルなトレーニングを学んだことのない人々の場合、意識の大部分は、殆どが過去の記憶や将来の夢・目標に向けられています。
- あの頃は良かったな
- こうすれば良かったのに
- これができたら幸せになれそう
- あんなふうに生きたいな
いつもいつも、少し先のことか過去のことしか考えていません。
いま、今日できることは何もないかのように考えてばかりの時間を過ごします。
このような人は、今しかないこの瞬間を、思い切り 損していると言えます。
何度も何度も、新しい出会いや機会を逃してきた可能性があるのですから。
運命のせい?
こんなふうに言うと「たまたま運がなかった、縁がなかった」と運命のせいにしてしまう人もいます。
自分を変えたくないための詭弁です。
チャンスがなかったのでも、縁がなかったのでもなく、自分が決めなかっただけ。
あるいは、決めることを延期しただけ。
そういう人は、延期の決定 あるいは 何もしないという決定は上手です。
また、自分が変化しないことを選ぶ傾向が高いので、たとえ人生を素晴らしく変えたいという夢や願いであっても、変化そのものが不得手なため、内的に抵抗があり難しいということになります。
もちろん、過去の振り返りが有意義なときもあるし、未来の想像は 時々、イメージしたほうが良い策の一つですが、本当の力は 今 この瞬間にあって、昨日にも明日にもありません。
そういう人は、何歳まで(いつまで)生きられると 確信しているのか?ちょっと聞いてみたくなりませんか?
一体、いつになったら、その”何か” を始めるの?と。
外側の何か、きっかけ を待っているかもしれません。
その きっかけは、ずっと来ないかもしれませんが、自分で決めることを避けている場合が殆どです。
自己責任を避けたがる ”運命論者 の 依存” です。
気づいた人の、72時間の法則
「成功するひとの72時間の法則」をご存知ですか?
実際に、たいへんな効果があります。
その法則とは「したいコトがあるなら、72時間以内に取りかかれ」というもの。
それ以上、先延ばしにしたら、結局は 全く手付かずのまま終わるでしょう。
例えば、しばらく連絡していない人にメールを出そうと思ったとします。
72時間以内にメールを書き始めなければ、ほぼ100%!メールを出さずに終わるのです。
いつか●●したい、○○しなくちゃ….とは、よく耳にする言葉ですが
- あのチケットを買わなければ
- あれをいつか済ませなければ
- 今度、部屋を整理しなくては
- この社会情勢が収束したら…
- 来週 また、そう、またいつか…
この口癖は、単なる口癖にとどまらず、確実に 思考癖となっています。
生き方が そうなってしまうのです。
当人は、おそらく気づいていないでしょう。
「いつか、いつか…今度また…」という決まり文句は、自分の意思を騙しやすい言葉の一つです。
その”いつか”は決してやってこないのですから。
(そうと気づいた頃には 人生の時間切れ !! なんてことも。)
ですから、この法則にしたがって実行してみるだけでも、メンタルなセルフ・コーチングに有益でしょう。
いろいろな制約は、一旦、脇に置いてください。
あなたは何故、それがしたいのでしょう?
自問してみると、答えは決まっています。
きっと楽しそうだから! 心地いいから!大切にしたいから!… 単に嬉しいから。
それでいいじゃないですか?
あなたの時間です。
あなたのかけがえのない人生です。
誰かが変えてくれることを期待しない、待たなくてもいいのです。
そして、新しいことを始めるのに遅すぎることもありません。
今日のあなたが、一番 若いもの!
あなたが 何を考えて、何を志すかは、あなたの権利だし、自由を行使する権利をしっかりわかっていれば、行動を臆する理由がありません。
あなたは、好きに行動したい。
今の人生をもっと良くしたい。
(例えば、散歩する、海水浴に行く、キャンプに行く… でも!)
人生をよくするために、今日という日を、少しでも成果や実感を得るものにできる自由があります。
一人ひとりの、毎日の成功は必ずあります。
そして 取りかかるまでに、あなたには 72時間 あるのです。
璃子クレア Riko Claire
アウェアネス・インスティテュート
Awareness Institute
ヒプノとサイキック
レッスン / セッション
米国催眠士協会・米国催眠療法士協会
認定トレーナー